田瓶市はFORRICH開発センターや若宮国際大学と共同で人工知能技術や量子コンピューティングなどの先端技術を学ぶ就労者支援事業を発足することとした。田瓶市では民間ロケットにAIを搭載した電波観測衛星を搭載するなどテクノロジーへの注目が高まっている。高度な人材と大手IT企業の誘致を目指し今回の支援事業を企画したという。当面は20代の就労・転職希望者を募り、職業訓練の一環として連携する企業でのインターンを提供する。将来的には30代以上への拡大や外国人留学生に対する支援を検討していくという。
若宮国際大学情報学部特別講師の蛇穴健太郎（さらぎけんたろう）氏は、「田瓶市の技術力と最新のテクノジーが混じり合うことでこれまで想像もしなかったイノベーションが生まれることに期待しています。そのためには行政によるバックアップが不可欠で、施設や人事制度の一層の強化をお願いしたい」と述べました。
若宮国際大学： 本間町にある私立大学。もともと民俗学や地質学など北関東の地史・文化に焦点を当てた研究が強みだったが、経営学専攻コースの開設以降、ビジネスに直結する学科が人気を集めている