田瓶市と新宿を結ぶ高速バス、ゆうやけライナーを運営する村田興業(田瓶市)が運転手に基準を大幅に超える残業をさせていたとして田瓶市労基署が指導していたことが判明した。 ゆうやけライナーでは、関越道藤岡JCTでの接触事故のほか、乗客が降りる予定のICを通過したり、首都高速道で道を間違えたりするなどの運行ミスが2か月の間に計5回報告されていた。
同路線では、人手不足から複数の運転手の業務時間が国が上限として定める基準(週最大71.5時間)を超えていた。同社では増員やダイヤの見直しを含めた改善計画を労基署に提出する見込みだ。