田瓶市の活動団体「劇団肋骨蜜柑同好会」は市内で会見を開き、田瓶市は同団体の創作であることを発表した。市民は非常に困惑している。
同団体によると主宰フジタタイセイの発案により田瓶市のコンセプトが発案され、同団体スタッフにより増改築を繰り返してきたという。そのため各種設定は後付けで作っているものが多く、時折設定齟齬も見受けられる（例えば田瓶市の人口は公称14万人としているが、限界都市のような記述がみられることがある）という。
その奇怪さからクトゥルフ神話と結び付けられることが多いが、実は図ったものではなくほとんどが偶然かこじつけであるという。また、田瓶市のコンセプトは五所川原市、つくば市ほかを参考としており、wikiにある各種設定も科学的なバックグラウンドに根差し創られているという。
この発表を機に、市民は自らの存在について再考し始めている。自分は何者なのか、自分はどこから来たのか。この発表が世界にとりどのような影響をもたらすのか、目が離せない。
（この記事はエイプリルフールネタであり、事実ではありません）