月が太陽の前を横切ることで太陽の一部が欠けて見える「部分日食」が観測された。田瓶市では8時43分頃から欠け始め、10時6分頃に欠け幅が最大となった。
同市の小学校屋上で開催された観測会では生徒や保護者ら約150人が集まり、減光グラス越しに日食を観測した。また、冬至から間もないことから非常に低い高度で日食が観測されたため、真殿山には天体ファンやカメラ愛好家らが集結、天体ショーを楽しんでいた。
なお、今年は12月末にも日本国内で日食が観察できることが分かっており、1年に2回も日食が見られるのは27年ぶりという。